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動物たん白をやめるべき? その3

本日は、Steve Jobsがなくなったという衝撃ニュースが入ってきてびっくり、またも喪失感を感じています。。。さらに同僚のお母様も2人なくなったりと、なんだかこのところしんみりすることが多くて、、、喪失感にどっぷりつかって、身を任せることにしました。。。



さて、次は「葬られた「第二のマクガバン報告」」中 を借りて読みました。上で内容になれてきたのか、今回は前回よりはスムーズに読めたような。前回までのまとめは、ここです。

今回は、筆者の言う「プラントベースでホールフード」が実際どのような症状にどうしていいのかの裏づけがさらに盛りだくさんと、どうしてそれがいいのがわかっているのに全面的に活用されないのか、といった背景、また特に牛乳がどれだけ老化やガン等に悪影響を与えるのか、がまとめてありました。筆者は、元気に、他人に迷惑かけずに現在、将来とも人生を満喫したいということである。今は76才くらいと思われるが、いたって健康なようである。



以下、ポイント抜き出し。

● 人々が飽脂肪とコレステロール(動物性食品)を摂取すればするほど心臓病になるリスクがます。

● 心臓病患者50人に普通の食事、別の心臓病患者50人には特別食(脂肪とコレステロールの摂取量を制限しているもの。肉は脂肪なしの2オンスを昼と夜のみ。クリームスープ、豚肉、脂肪の多い肉、全乳、クリーム、バター、卵黄を禁止)で比較したところ、8年後、普通の食事をしていた50人のうち生存者は12人、特別食は28人生存していた。12年後、普通食組みは全員亡くなっていたが、特別食組みはまだ19人が生存しており、生存率は38%だった。

● 食事と心臓病については50年以上前に発表されていたが、「心臓病を食習慣で予防する」という考えは、「肉たっぷりの古きよきアメリカ食は体にとって最悪なので、心臓に悪い」ということと同義語になるため、現状維持派の人々は避けて通りたかったため、なかなか表にでてこれなかった。

● 冠状動脈性心臓病患者にプラントベースでホールフードの食事(脂肪を加えず、動物性食品を含まないもの)を与えたところ、開始時にはコレステロール値の平均が246mg/dlだったのが、テスト中に132mg/dlになった。開始から11年の間に、この食習慣を続けた18人の患者に生じた冠状動脈関連のトラブルは1件だけ。そのトラブルは2年間この食習慣から離れていた患者に起きた。さらに、患者の70%に詰まっていた動脈が開いているのが見られた。

● 本当に安全なコレステロール値は150mg/dlである。

● 原料のためのベストの解決策は、プラントベースでホールフードの食事と適度な運動である。低脂肪でプラントベースのホールフードを好きなだけ食べた被験者は平均7.7キロ3週間で減った。ただし、お菓子やペストリー、パスタ(単純炭水化物)を食べていても減量はできない。ベジタリアンは肉食者と同量かあるいはそれよりずっと多くのカロリーを摂取しているがそれにもかかわらずスリムである。

● 食物繊維の多い、丸ごとの食物性食品は糖尿病を予防し、高脂肪、高たんぱくの動物性食品は糖尿病を助長する。抗食物繊維で低脂肪の食事をした糖尿病患者25人のうち24人は、数週間のうちにインスリン投薬を中止することができた。糖尿病も食習慣の転換で克服できる。

● こうして食習慣を変えることで改善することができる病気が多いのに、多くの研究者が「このような食習慣は非現実的」として、それを聞く患者がはなから「実用的ではない」と偏見を抱いてしまう。

● 過剰な量のエストロゲンやプロゲステロンを含む女性ホルモンにさらされていることが乳がんのリスクの増加につながる。そして、動物性食品の多い食事をしている女性は、思春期が来るのが早く、閉経期を迎えるのが遅く、生涯を通じて女性ホルモンレベルが高く、乳がんのリスクが高い。アメリカ人女性の乳がんの大部分は家系や遺伝子によるものではない。また、マンモグラフィーは早い時期に乳がんであることを知ることをできるかもしれないが、予防ではない。さらに環境化学物質に影響もあると最近盛んに言われているが、ダイオキシンやPCB類は体に蓄積される。PAH類と呼ばれる車の排気ガス、向上の煙、石油タール製品、タバコの煙、産業廃棄物から検出されるものは、代謝して排出させることができるのだが、このとき中間物質を作り出し、この物質が遺伝子と反応して、しっかり結合した「DNA化合物」を生成し、これがガン細胞形成の第一歩となる。そしてこの物質が乳がん細胞遺伝子に悪影響を与えることが証明されている。さらに、同一に低レベルのPAH類を取り込んでいた同じ環境の人たちの中で乳がんを発症したのは、脂肪や動物性食品の多い食事をしていた女性たちだけ。最後に、ホルモン補充療法(HRT)は、更年期の不快感を緩和させる、骨の健康を守る、冠状動脈性心臓病を予防するといわれて多くの女性に利用されているが、このホルモン療法により女性ホルモンに多くさらされていると、乳がんになる可能性が高まるという数値が出ている。
一方で、プラントベースの食事をしている女性は、女性ホルモンレベルが肉食女性ほど激しく上下せず、更年期障害もずっと軽くなり、さらに女性ホルモンレベルが高すぎないので乳がん予防に効果がある。

● 次に、大腸がんと結腸ガン。食習慣とライフスタイルが大腸がんの重要な原因になっている。一番顕著なのは、結腸ガンと肉の摂取の関係。食物繊維を含む食習慣が、大腸がんのリスクを著しく減らしている。その際の食物繊維は、サプリメントから摂取したものではなく、食品から。
カルシウムが結腸ガンと戦うのに役立つといわれているが、乳製品からカルシウムを最も多く摂取しているヨーロッパや北米では、大腸がんの疾患率が最も高い。大腸がんの予防に食生活以外で重要な要素は運動。

● 次に、前立腺がん。前立腺がんはアメリカ男性の間で、もっとも頻繁に見られるガンで、腫瘍全体の約25%に相当している。前立腺がんは、欧米風の食生活やライフスタイルを実行している地域での率が高いことから、環境因子が支配的な役割を果たしている病気であることを物語っている。調査の結果、乳製品の摂取がもっとも深く関係がわかった。乳製品を大量に摂取している人の前立腺がんリスクは、あまりとってない人の倍。(理由はIGF-1の増加や、活性型ビタミンDの生産を妨げることなのだが詳しくは本を読んでください・・・長すぎて。。。)

● 自己免疫疾患の多く(多発性硬化症、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、1型糖尿病、炎症性腸疾患、クローン病、リウマチ心疾患、パーキンソン病など)は食生活と関連があるという研究結果がある。免疫システムの自己破壊プロセスは、敵である進入たんぱくと味方の体内たんぱくを区別できないという致命的欠陥により引き起こされる。では、どうしてそれが食べ物に関係あるかというと、体をだまして体内細胞を攻撃させてしまう「抗原」が、食べ物の中にあるかもしれないということである。たとえばたんぱく質の中にはアミノ酸にまで分解されずにそのまま腸から血液に入り込んでしまうものがある。未消化のたんぱく質の断片は、免疫システムによって、異物として扱われる。異物の一種を供給する食品のひとつが牛乳である。巧妙な免疫システムがなぜか正常機能を失っていき、免疫システムが体内細胞と侵入してくる敵(抗原)とを識別する能力を失ってしまい、自分の体の細胞を練習として利用せずに、侵入者(異物)と同様に攻撃しているようである。

● 牛乳の摂取は1型糖尿病のリスクを5-6倍増加させる。

● 牛乳のリスクは、アメリカの農業にとって経済的にも多大な影響を与えるため、そしてまた、多くの人が牛乳否定論にくみしないという考え方を抱いているため、近い将来も、糖尿病研究の結論がメディアで大きく取り上げられることはないだろう。

● 自己免疫疾患に共通することは、
① それぞれの病気には免疫システムが関与しており、このシステムが異質たんぱく質と同じに見える自らのたんぱく質を攻撃してしまうような形でうまく機能しなくなってしまっている
② 自己免疫疾患は皆、日が当たっていることの少ない緯度の高い地域で多く見られてきた。(日に当たるとビタミンD製造が活発化される)
③ 同じ人が発病する傾向にある
④ 栄養との関連、特に動物性食品、牛乳の摂取がこれらの病気のリスク増と関連している (ビタミンDの活性化を妨げたりもする。)
⑤ ウイルスが、病気発症の一因となっている可能性がある
⑥ 発症のしくみに共通点が多い

● 骨粗しょう症の罹患率が特に高い地域はアメリカ以上に牛乳の摂取量が多いヨーロッパとオーストラリアとニュージーランド。骨粗しょう症には、カルシウムを多く摂取することがすすめられるが、どうして最も多くの牛乳や乳製品を摂取している国の骨折率が最も高く、骨の状態が健康でないのか。動物性たんぱく質の摂取により、体にもたらされる酸の量が増加する。酸が増加すると、血液や組織の酸性度が増す。体の酸を中和するために、体はカルシウムを使う。そのカルシウムは結局骨から引き出され、このカルシウムの損失は骨を弱め、さらに大きな骨折の危険にさらすことになる。(あの有名なアトキンスダイエットを採用した人は、ダイエット開始後、カルシウムを50%余計に尿中に排泄していたことが確認されている)
さらに、カルシウムの摂取量が多いと、骨折のリスクがより高くなることと関連していることがわかっている。長年にわたるカルシウムの極端な過剰摂取は、体内カルシウムをコントロールする能力を低下させてしまう。健康なコンディションにあれば、体は、血液中からどれだけのカルシウムを吸収するか、どれだけ排泄し、どれだけ骨の中に分配するかを自動調節するため、活性型ビタミンD3「カルシトリオール」を用いる。だが、長期にわたってカルシウムの過剰摂取が続くと、永久に、または一時的にカルシウムの吸収と排泄のコントロールが乱れ、体は「カルシトリオール」の制御能力を失う可能性がある。こうして、調整機能を崩壊させてしまうと、更年期および更年期後の女性の骨粗しょう症発症の元凶になる。骨粗しょう症の予防には、①体をいつも良く動かすこと ②未加工、未精製の植物性食品をたべ、乳製品を含む動物性食品を避けること。 ③塩の摂取量を最小限に保つこと。高度に加工された食品は塩分が多いので避けること。

● 腎臓結石は、動物たんぱく摂取量に関連している。動物たん白をたっぷり含む食べ物を摂取すると、尿中のカルシウムとシュウ酸の濃度が通常、数時間のうちに急増する。腎臓が長期にわたり、カルシウムとシュウ酸の攻撃を受け続けていると、腎臓結石になる可能性が高まる。さらに、最近の研究では、腎臓結石の形成は、フリーラジカルの活動によって開始される可能性があり、抗酸化物質を含む植物性食品の摂取によって防ぐことができることも証明されている。

● 黄斑変性と白内障という二つの眼病は、緑の濃い野菜を十分に食べていないときに生じる。

● アルツハイマーや認知症も植物性食品からの炭水化物、食物繊維、ビタミン(葉酸、C, E, βカロチン)、ミネラル(鉄、亜鉛)などを多く取り入れた食生活により改善されるのに好ましいとされる。脂肪、飽和脂肪摂取量が多いグループは、血管にトラブルを生じて、認知症のリスクがもっとも高かった。


以上、これでもだいぶ箇条書き。気になる症状があってもっと知りたい場合は、ぜひこの本を買って読んでみてください。


それにしてもこの筆者は極端である。でもそのくらいしないと、ちょっとくらたべていいよーん、というゆるいのじゃ、いままでジャンキーな食生活してた人には感覚がわからないし、医学的に証明されないから、びしびしとストイックに行くのだろうか?確かにプラントベースでホールフードの食事が健康にいいのはさすがにわかってきたが、「ほどほどに」という言葉がこの本にはないのであった。。。その点が、「病気にならない生き方」のほうが共感できる部分である。


ただ、今回で、牛乳は絶対飲まない!と思いました。まあ、普段も好きじゃないから飲まないし、ヨーグルトもアメリカに来てほとんど食べてないのでそれは難しくないんだけど。さらに、さすがにチーズも大好物のイタリアンサラミやプロシュート食べるのがやになったかも・・・?いやいや、やっぱりこれらは食べるけど・・・(笑)それにお肉はまだしも、このくらいの脅しじゃ魚はやめられませんぜ・・・これらなしでは幸せーを感じられないでストレスたまる。。。


あと、私はこの間のチェックアップでコレステロール値が170mg/dlだったので、もうちょっと下げたほうがいいらしい。基準値よりは下なんだけど、理想は150ということで。最近運動をサボっているので、運動も再開したほうがいいってことかな。ほしくないお肉は食べないとか工夫はしてみよう。


次はついに3巻目の下ですが11月になると思います♪ 
by haustin | 2011-10-06 14:42 | Health | Comments(4)
Commented by かん at 2011-10-07 02:21 x
我が家では最近豆乳やアーモンドミルクを代用しています。豆乳ヨーグルトとかね。(笑)でも完全に乳製品を撤去するのは難しそう。しかし色々あるわよね、本当に。。。
Commented by Naomi_Twins'mom at 2011-10-07 07:46 x
私、エイジアンが骨粗しょう症になりやすい、と聞いているので、一生懸命、嫌いなデイリー、ヨーグルトとか食べるようにしているこの数年。牛乳も、子供たちにオーガニックしかあげていない。でも、だめなのね。でもさ、駄目っていうだけじゃなくて、その代わりに何を食べたらいいのか具体的に教えてほしいよね。何にカルシウムがいっぱい入っているかとかいうリストは、手元にもすぐあるけど、牛乳のように手っ取り早く取れるものが普通に買えると楽~。牛乳もカルシウム、みんなが思っているほど入っていない、というのは知ってるけど、野菜、ナッツ、豆腐とかだけで一日摂取量をとるのは無理だと思うのよね、だから、みんな、とりあえず、牛乳子供に飲ませるって感じじゃないかな。でも、反面、過剰摂取している人もいるのね。私の感覚からは不思議。

ひろちゃん、コレステロール低いよ、さすが!
Commented by haustin at 2011-10-13 17:57
>かんさん

完全に撤去するのはねえ。。。外食するとやっぱり何か入ってるし。。私にはとりすぎに注意する、というのがあってそう。
Commented by haustin at 2011-10-13 18:00
>Naomiさん

そうそう、オーガニック、という問題ではないらしい。。。カルシウムの取りすぎが、体内の調整を妨げることになるようなので、とりすぎをやめればいいのではないのかなーと思うよ。

で、代わりにとるのは、かれはどうやってとってるのかな?緑黄色野菜を鉄のフライパンでいためるとか?(笑) で、さらに牛乳の動物たんぱくがよくないんだよねえ。 

下巻に何か書いてあるかも・・・ちょっと待っていてください。。。

日本にきて、食べ飲みまくってるから、今計ったらコレステロール増えてると思うよ・・・(苦笑)


旅行、食、ワインペアリング、シンプル料理が趣味。


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